自律神経の乱れについて
日曜日, 1月 29th, 2017看護師のほとんどの場合は、日勤と夜勤を交互に行います。入院施設がある病院などでは、患者の状態はいつ急変するか分からず、常にナースコールなどに備えることが必要不可欠です。また夜勤では日勤よりも人数が少ないため、日勤以上に気を張って仕事をしなければなりません。
ただ、人は古くから太陽が昇ったら活動を開始し、夜に寝るというリズムの中で生活しているので、そのリズムが狂えば様々な健康被害が発生します。健康被害の主な原因は自律神経の乱れです。極端に言ってしまえば、自律神経が乱れると、体の全てのバランスが乱れてしまいます。
例えば、昼間なのに強烈な眠気に襲われる、暑くないのに汗が出てくるなどという体調不良が出始め、万全な状態とは程遠くなります。また特に女性の場合は、月経がある関係で1ヶ月の間にホルモンバランスが目まぐるしく変わり、体調に大きく影響を与えてしまいます。ひどい場合は月経の周期が変わったり、月経が一時的に止まったりしてしまう可能性もあります。
このような健康被害は看護師として働く以上完全に防ぐことは出来ませんが、対策することは出来ます。不規則な生活の中でも、なるべく同じ時間に食事することで、生活リズムを整え、体調不良を最低限に抑えることができます。毎日違う時間帯に食事をとると、いつまで経っても自律神経が乱れたままです。そこにストレスなどの要因が加われば、さらに状態は悪化するので、マッサージなどでリラックスしてストレス解消しましょう。日勤と夜勤を繰り返す看護師は、夜勤が身体に及ぼす影響について知ることが大切です。